SVF for PDF 8.2から9.0リリース情報

公開日時:2012/10/03 20:29 記事番号:000009367
製品ブランド:SVF

機能追加事項

・SVF環境設定画面、SVFスプーラ画面がTomcatで動作するようになりました。
・Javaアプレットベースで作成されていたSVF関連のGUIをWPFベースに刷新しました。
 また、アプリケーションはClickOnceによってインストールされます。
 これに伴い、.NET Framework 3.0または3.5のインストールが必要となります。
・多言語対応として、新たにタイ語が追加されました。
・新たにプリンタ機種として、「EMFPLUS」が追加されました。
・サロゲート文字出力に対応しました。
 この機能は、JIS X 0213:2004 で規定されている 304 文字を対象としています。
・GS1データバーが追加されました。
 シンボルの種類は、以下の通りです。
 1)Omnidirectional
 2)Truncated
 3)Stacked
 4)Stacked Omnidirectional
 5)Limited
 6)Expanded
 7)Expanded Stacked"

修正事項

・PDF
 - PDF/X準拠ファイルへの変換機能対応として「PDF/X Converter」プラグインが追加されました。
 - ログファイル出力に対応しました。
  ログレベルは、以下4種類となります。
  1)ERROR:エラー出力用に使用する。
  2)WARN:警告出力用に使用する。
  3)INFO:情報出力用に使用する。
  4)DEBUG:デバッグ出力用に使用する。
 - PDFレイヤー機能に対応しました。
 - 印刷プリセットに対応しました。
 - グラフィックモードのフィールドにて、全角のみの文字列の最後の文字が外字の場合、外字出力が行われなかった点を修正しました。
 - グラフィックモード時の計算フィールドにて、指定してあるフォントが、一度も使用されていない場合に、-4971 エラーが発生する問題を修正しました。
 - 互換モードで PDFFonts 設定フォントを使用した文字列の文字ピッチが不正になる問題を修正しました。
 - ロケール指定でかつ非埋込時の場合、文字ピッチが不正となる問題を修正しました。
 - 互換モードで PDFFonts 設定フォントを使用した文字列の文字ピッチが不正になる問題について縦横の文字倍率(1以外)が設定されている場合、文字ピッチが不正となってしまう問題を修正しました。
・PDF Utility
 - PDF/X準拠ファイルへの変換機能対応として「PDF/X Converter」プラグインが追加されました。
 - ログファイル出力に対応しました。
  ログレベルは、以下4種類となります。
  1)ERROR:エラー出力用に使用する。
  2)WARN:警告出力用に使用する。
  3)INFO:情報出力用に使用する。
  4)DEBUG:デバッグ出力用に使用する。
 - MS932エンコーディングで読み込む必要があった箇所(プロファイルや設定等の読込)で環境エンコーディングに依存していた部分をMS932とする様、修正しました。
・EMF
 - 互換モードの矩形をグレースケール塗りこみする時、グレースケール値が 50% 以上になると塗りこみ色が出力されない問題を修正しました。
 - 互換モードとグラフィックモードのアイテムが混在している帳票で、プリンタの詳細設定のAcrobat 印刷互換モード」を「Acrobat 印刷互換」とした場合に印刷位置がずれてしまう問題を修正しました。
・共通
 - SvfrServerログ出力の高速化とローテート機能(削除なし)に対応しました。
 - SvfrServerより指定時間間隔でクライアント側にキープアライブパケットを送信する機能に対応しました。
 - LPR時に文書名、ユーザ名を通知するようにしました。
  LPRでは、バナー用ジョブ名、ユーザ名を通知できますが、"ReportDirector", "svf" と固定で通知していました。
  VrSetDocName2, VrSetUserName で設定されている場合、設定された文字列を通知するようにしました。
  VrSetUserName が呼ばれていない場合は、実行ユーザ名が入ります。
 - 一度スプーラにスプールしてから、PALite に出力する処理を追加しました。
  PALite に転送されるデータは、スプール時に圧縮されます。
 - クライアントからSVFスプーラに接続する場合のタイムアウト処理を追加しました。
  別ホストに接続する場合、接続先ホストの電源が落ちていた場合は、数分待ってタイムアウトが発生します。
 - SVFスプーラのコマンドラインからの制御機能を追加しました。
 - 発信元ポートの範囲指定を行った際、ローカルポートを使用できなかった場合にポート番号が変更されなかった点を修正しました。
 - SVFスプーラにて印刷が失敗した文書を「異常終了」とし、次の文書の印刷に移る設定を変更し、印刷失敗となった文書の印刷を再試行するようにしました。
 - SVFスプーラログ出力の際、プロパティによるエンコーディング指定が可能になりました。
 - SVFスプーラにて印刷障害が発生した際、リトライ間隔無しの設定の場合、各プリンタプロパティの接続時のリトライ間隔(Spooler.RetryIntervalSec)を使用し間隔を空けるよう修正しました。
 - SVFスプーラへスプールデータ送信開始後に異常を検出した場合の動作をプロパティ指定できるよう対応しました。
 - スプーラ起動時、標準エラー出力へのvfreport.spooler.properties の設定に関する強制出力を廃止しました。
 - サロゲートペア文字出力対応によりプロパティファイルのエンコーディングを「UTF-8」に変更しました。
 - グラフィックモードのフィールドアイテムで、文字の方向を「縦」に設定した場合、編集スタイルの「右詰め」が有効にならない点を修正しました。
 - グラフィック・縦書き・中央割付 / 均等割付が効かない点を修正しました。
 - グラフィックモードテキストを含む帳票出力のパフォーマンスの改善を行ないました。
 - テキストフレーム出力の際、文字列が後ろから順に出力されていたものを前から順に出力するように修正しました。
 - SVFX-DesignerVer1.1で作成した、繁体字、韓国語様式ファイルを使用しての出力が不正となる点を修正しました。
 - FORMAT、FORMAT2関数で使用する通貨記号を追加しました。
  1)韓国語のウォン
  2)日本語の円
  3)タイ語のバーツ
 - グラフィックモードでプロポーショナルフォントの文字を縦書きに設定した際、フィールドデータが表示されない点について修正を行いました。
 - Java 1.6 使用時に以下の条件でJava 1.5と出力内容が異なる点を修正しました。
  1)Font のコンストラクタでサイズを 101 以上にし、AffineTransform クラスを用いて縦書きにする。
  2)TextLayout に縦書きのフォントを設定し、AffineTransform#getTranslateInstance で値を設定する。
 - フィールドを囲む矩形にコーナーが設定されている場合、PAINT属性で作成された矩形にもコーナーが適用されるよう修正しました。
 - テキストフレームにて分割禁止とするキーワード登録に際し、そのキーワードが半角英数から始まる場合に分割禁止範囲として正常に検出されない点を修正しました。
 - 属性変更をかけるアイテム(Box2)と、サブプロパティ名が同名のサブフォーム枠(SubForm1.Box2)に、属性変更をかけていないにも関わらず意図しない属性変更が誤って効いてしまう問題を修正しました。
 - 連写内にサブフォーム・レコードを設計したレポートライター帳票においてサブフォーム外となる固定領域に作成したベーシックモードの矩形への属性変更が連写アイテム単位で有効にならない問題を修正しました。
 - レポートモードで固定フィールドに対しての集計関数の戻り値が不正になる問題を修正しました。
 - マスクフィールドに改頁キーを設定しキーブレイクバナーを出力した場合、先頭のキーブレイクバナーのみ RDE 特殊フィールド「RD_KEY_DATA」に値が出力されない問題を修正しました。
 - 互換フィールド・固定文字の縦倍率・横倍率に「2.8」のように指定してもエラーとならず、2 倍(5.6)+0.5 した後 (6.1) に整数「6」に丸められて(切り捨て)評価され、属性変更が適用される結果となる(2.8 を整数に丸めた「2」倍)問題を修正しました。
 - 本来の「0.5」「1」「2」「3」「4」「6」「8」以外の設定値が指定された場合にエラーとして変更が適用されないようにしました。
 - 互換矩形の横軸の角度 (direction) に「-90」のようにマイナス値を指定してもエラーとならない問題を修正しました。
  本来の「0」「90」「180」「270」以外の設定値が指定された場合にエラーとなるようにしました。
 - 以下の条件下で出力時に例外が発生する問題を修正しました。
  >明細レコードに網掛けを指定。(網掛け行は偶数行)
  >固定位置に出力する合計レコードがある。
  >サブフォームに「レコード数に関わらず,枠の大きさは固定にする」を設定。
  >出力明細レコード数が奇数。
 - AWT を使用した画像変換処理で作成されるスレッドグループのインスタンスが印刷処理が終了しても GC によって解放されない問題を修正しました。
 - 以下の条件下で、固定位置に出力する合計レコード内のフィールド以外のアイテムが毎ページ出力されてしまう問題を修正しました。
  >リンクサブフォームがある。
  >リンク先のサブフォームに「データがない時サブフォームを印刷しない」を設定している。
  >固定位置に出力する合計レコードがある。
 - vfreport.properties.* で Fclib.UseMPL= の値が True(デフォルト)の場合、データの値に整数と小数が混在するキーフィールドをソートしたときの結果が不正になる問題を修正しました。
 - 全角縦書きフィールド終端位置の計算の誤りがあり、編集スタイルの均等割り付けが印字結果に反映されない場合がある問題を修正しました。
  修正を反映するためには、vfreport.properties.* に次の設定を追加します。
  Field.VerticalCompatibility=1
 - プリンタのプロパティ「拡大縮小モード」を「様式に従う(プリンタ機能を使わない)」または「指定サイズ」に設定し拡大縮小した場合に印字位置がずれてしまう問題に対応しました。
  vfreport.properties.* ファイルに ReduceForm.Compatible=0 を追記してください。
 - MS 明朝・MS ゴシック以外のフォントのフィールドにソフトフォントで表示するとき、本来ならば「SoftFont.Fonts」に対して設定を行わなければならないが、互換モードの場合だとこの設定がない場合でも「SoftFont.FontName.Mincho」に設定があれば表示されてしまう問題に対応しました。
 - 総計レコード上に配置されたフィールドで、GCOUNT、GSUM、GAVG、GMIN、GMAX の 5 種類の集計関数を指定した場合に、正しい処理結果を得られない問題を修正しました。
 - リンクサブフォームのある様式をレポートライターモードで動作させた場合に、処理が完了するまでメモリ使用量が増加し続ける問題を修正しました。
 - フィールドにPAINT属性を適用する際、フィールドを囲む罫線を認識する設定で、フィールドを囲む矩形にコーナーが設定されていた場合でも、Paint形状へのコーナーが適用される場合とされない場合があった問題を修正いたしました。
 - 連写内にサブフォームレコードを設計した帳票において、レコード枠の種類を「四辺」と指定した場合に、最終連写枠以外はレコード枠が正しく出力されなかった問題を修正しました。
 - フィールドのUnderLine属性を利用して引いた罫線の出力位置がバージョンにより異なっていた問題を修正しました。
 - データの与えられていないフィールドにUnderline属性を適用した場合に意味のない点が出力される問題を修正しました。
 - テキストフレームにてソフトフォントが表示されない場合がある問題を修正しました。
  ※互換性を保つために以下のスイッチを追加しました。
  vfreport.properties.ja
  Forme.FormeFontSizeCompatible
   true : 互換性有効(修正前)
   false : 互換性無効(修正後・デフォルト)

注意事項

・Ver9.0にてフローチャートアイテムの廃止に伴い、実行時にフローチャートアイテムが含まれている様式ファイルが設定されている場合、スプライン曲線アイテムと固定文字アイテムに変換するように変更しました。
 なお、SVFX-Designerでは様式ファイルを読み込む際に変換し、フローチャートアイテムの新規作成は行えなくなります。
・Frm様式ファイルでの出力はサポートしていません。
・Canon LIPS3機種は廃止されました。
・KYOCERA PRESCRIBE2機種は廃止されました。
・XPS機種は廃止されました。
・ダイナミックアトリビュート機能が廃止されました。
 属性式の追加に伴い、Ver8.2までの属性変更(ダイナミックアトリビュート)機能は廃止されました。
 Ver.9.0より新たに追加された属性式への変更が必要となります。
 Ver.9.0では、様式ファイル内での属性式指定による制御のみとなり、Ver8.2まで対応しておりました、API関数(VrAttribute)での属性変更機能は廃止となります。

制限事項

・PDF
 - IBMjava1.5とフォントキャッシュの機能の組み合わせでSegmentation errorになることがあります。
 - サロゲートペア文字出力において使用できるフォントは固定ピッチフォントのみとなります。
・PDF Utility
 - サロゲートペア文字出力において使用できるフォントは固定ピッチフォントのみとなります。
・EMF
 - Solaris環境にて、韓国語用SUフォントを使用した場合、通貨記号(ウォンマーク)が正しく出力されません。
  Javaの引数オプション「-Duser.language=Korean」を指定することにより回避可能です。
 - Solaris環境にて、SU明朝フォントを使用した場合、0x5C(Reverse Solidus)が、0xA5(Yen Sign)の情報で取得され、文字幅が全角幅で出力されます。
 - タイ語出力の際、以下の制限事項にご注意ください。
  >互換モード
  ピッチ、縦書き、回転、編集スタイル、文字列関数(AT、LEFT、LEN、RIGHT、MID)、横倍率については指定不可。縦倍率を指定した場合、それに比例してGDIにより横倍率が自動で設定されます。
  >グラフィックモード
  ピッチ、縦書き、編集スタイル、文字列関数(AT、LEFT、LEN、RIGHT、MID) については指定不可。
  >タイ語は複数バイトで1文字を構成するため,設計フィールド長は 出力バイト数を意識して設定する必要がある。
  >リンクフィールド,テキストフレームを使用した場合,タイ語での正しい単語区切りでは改行されない。
  >タイ語,グラフィックモードのフィールドにプロポーショナルフォントで「左詰め」,「無編集」以外で出力すると意図しない出力位置となるケースがあります。
  >EMFグラフィックモードでTrueTypeフォントを使用した場合、U+0E26へ母音、声調記号を組み合わせると文字化けすることがあります。
  >EMFグラフィックモードの描画は、Java AWTまたはフォントに依存するため互換モードを使用することで回避できます。
  >Cordia系TrueTypeフォントを使用し、U+0E2Cへ上母音や声調記号を組み合わせると文字が重なることがありますがAngsanaUPC、AngsanaNewを使用することで回避できます。
  >EMFグラフィックモードの処理は,java.awtでの描画/EMF互換モードの描画は,WindowsGDIやフォントに依存するために一部文字や記号のずれが生じることがあります。
  「子音+0E33+声調記号」の組み合わせについては声調記号が下にずれることがあります。
  子音+0E4D+声調記号+0E32と入力することで回避可能ですし、正しい順(子音+母音+声調記号)で入力した場合には問題なく出力できます。
  また、グラフィックモードOFF様式でPoint:5.5の固定文字を出力時、声調記号が右にずれることがあります。
 - 埋め込み文字列のエンコードをロケールエンコードで行なうか指定するプロパティである「EMRExtTextOutAの使用」を「使用する」に設定した場合、Unicode出力をサポートしていないプリンタ用の機能であるため、サロゲートペア文字の出力は行えません。
・EMFPLUS
 - グラフィックモードの固定文字・フィールドアイテムで、アウトライン設定をした際、線幅をデフォルト設定値(1dot)以外に変更した場合、以下の出力が不正となります。
  >外字の出力
  >出力フォント名の指定
 - Solaris環境にて、SU明朝フォントを使用した場合、0x5C(Reverse Solidus)が、0xA5(Yen Sign)の情報で取得され、文字幅が全角幅で出力されます。
・共通
 - フリーサイズ様式の拡大・縮小は印字位置にずれが生じることがあります。
 - SVF実行部のアンインストール実行後に「すぐに再起動する」を選択すると、エラーメッセージが表示されることがありますが、追加操作の必要はありません。
  参考サイト:http://support.microsoft.com/kb/2002473/ja
 - サーバーのSVFサービスが起動していない状態でクライアントの環境設定を立ち上げると「該当のUIプロパティが存在しません」とエラーメッセージが表示されます。
  クライアントの環境設定起動時にサーバーのXMLファイルをダウンロードしますが、サーバーのサービスが起動していないとダウンロードが失敗しますので、必ずサーバーのサービスを起動後クライアントで接続を行って下さい。
 - 連写内にマスクを配置してプレビューすると、横方向へ複写されたマスク領域が印字されることがあります。
 - バーコードリーダー(OPI-2201)で以下の条件のバーコードを読み込むと末尾にコロンが付加されることがあります。
  >1段当りのセグメント幅2でExpanded Stacked出力するとシンボルが4段以上となり、かつ、シンボル最下段のデータが1コード語となってpaddingが入る場合
  >末尾がFNC1となる入力データでExpanded出力したもの
 - グラフィックの縦書き固定文字で、縦倍率を指定した場合、外字の印字位置が左に寄って出力されます。
 - グラフィックモードのフィールドをプロポーショナルフォントで出力した場合、編集スタイルの均等割付を設定すると、設計したフィールド幅で出力されず、全体の幅が短く出力されます。
 - SVF実行部とMSフォントでは全半角判定の異なるコードが存在するため、Unicodeだけに存在する記号、全角文字、半角文字を組み合わせて出力すると文字がずれることがあります。