Dr.Sum EA 3.0SP1から3.0SP2へのリリース情報

公開日時:2009/05/01 00:00 記事番号:000009210
製品ブランド:Dr.Sum

機能追加事項

クライアント(Datalizer Express)機能追加事項
・ ディレクトリの権限設定に対応しました。また、定義ファイルの削除許可・更新許可の権限設定に対応しました。
・ クライアントコンピュータの管理者の場合、コンピュータ単位でのインストールが選択できるように対応しました。
・ Windows Vista に Microsoft Excel 2003 がインストールされている環境へのインストールを可能としました。
・ [システム設定]-[表示]-[定義ファイル選択画面にて前回選択したディレクトリを記憶しない] のデフォルト設定を「記憶する(チェックボックス オフ)」に変更しました。
・ 検索条件式の演算子リテラルの表記を、forWeb の表記と統一しました。
・ 検索条件式の設定画面に[集計実行時に集計条件ウィンドウを開く]を追加しました。
・ 検索条件式の設定画面にて、条件式エリアに配置した項目をドラッグすることで条件式が削除されるように対応しました。
・ テーブル名と更新日時をグレーアウトしました。また、テーブル名のツールチップを表示する位置を変更しました。
・ グループが設定されていないユーザも、ログインが可能なように変更しました。
・ ユーザID と パスワードを保存するかどうかを別々に設定できるように対応しました。
・ 定義ファイルのプロパティ [B.セル表示開始基点] で、[表示範囲BOX] を表示するように変更しました。
・ ドリルダウンウィンドウの画面のレイアウトを変更しました。

サーバ機能追加事項
・ 以下のクエリ実行時のメモリ使用量の削減をおこないました。
- 「GROUP BY」句を使用した集約クエリ
- 「SUM, MAX, MIN, AVG, FIRST, COUNT」関数を使用した集計クエリ
- 「DISTINCT」句を使用したクエリ
・ インポートモード「キーが重複したらアップデート」を追加しました。また、インポート画面に「キーとなる項目」のリストボックスを追加しました。
※別製品の Dr.Sum EA DataLoader がインストールされている場合にのみ使用可能となります。
※以下の機能についても「キーが重複したらアップデート」の設定に対応しました。
・インポートタスク
・DWTAB_IMPORT コマンド
・DSQL の import コマンド
・Java API 経由のインポート
・ 検索インデックスおよび結合インデックスにて、JOIN 句を含む SELECT 文の処理速度を改善しました。
※「ファクト⇒マスタ」の結合インデックスと、マスタの検索インデックスがある場合に速度改善が見込まれます。
・ ユーザ「Administrator」の無効化を可能としました。
※Administratorを無効状態にした場合、システム情報の復元・システム情報のインポートがおこなえなくなります。
・ DWVTB_CONVERT にて、Dr.Sum Standard または Dr.Sum EA 2.2a 以前に作成した仮想テーブルファイルのコンバートに対応しました。
※仮想テーブルファイルをコンバートする場合、以下の注意事項および制限事項があります。
・ODBC 接続先が Dr.Sum EA の仮想テーブルをコンバートすると、SQL形式が「標準SQL92形式」となるため、コンバート後に VTB Creator で「Dr.Sum EA形式」に修正してください。
・データソースの種類が CSV の場合、区切り文字にカンマ(,)とタブ(\t)以外が設定されている場合はインポートできないため、コンバート後、VTB Creator にて区切り文字を修正してください。
・Dr.Sum Standard または Dr.Sum EA Ver2.2a 以前の仮想テーブルファイル(.VRQ)をコンバートした場合、データソースの種類は「ODBC32」になります。

修正事項

クライアント(Datalizer Express)修正事項
・ プロパティ画面の [集計項目] タブのドロップダウンリストよりプロパティを変更したい項目を選択しても、一番上の項目に対する項目の設定が表示され、対象項目のプロパティを変更できない点を修正しました。
・ セル A1 に数値を入力してから集計実行すると、集計表の行項目の値に A1 で入力した値が追加されてしまう点を修正しました。
・ 定義ファイルの修復をおこなうと、[「定義を開いて実行時」に集計条件ウィンドウを開く] のチェックが外れてしまう点を修正しました。
・ マルチ定義が保存されたブックを起動時に、リボンのマルチ定義設計が有効にならない点を修正しました。
・ プロパティの [セル表示開始基点] を $B2 に設定すると、ドリルスルー結果が正しく表示されない修正しました。
・ 集計様式ファイル(.dsi)のインポートに失敗した場合に、レイアウト設計画面に空のタブが作成されてしまう点を修正しました。
・ Microsoft Excel 2003 の場合、「検索条件式 入力」画面で [タイプ] を変更すると、一部の文字列が英語表記になってしまう点を修正しました。
・ Dr.Sum EA サーバーへの接続に失敗した場合、Stdout.log に不要なエラー「RSEEAConnection: Recycle Connection Object not Closed java.lang.NullPointerException」が出力される点を修正しました。
サーバ修正事項
・ Enterprise Manager
- 管理ツールをインストールしたクライアントの Enterpriser Manager からマルチビューやディストリビュータを作成するときに、[サーバの選択] ダイアログで [次へ] をクリックするとエラー「サーバに接続できません」が発生する点について、接続サーバ名に「localhost」が指定されている場合は、ログインしているサーバ名に置換えて接続するように修正しました。
- Enterprise Manager の [モニター] タブにある「接続データベース」にて、管理者権限をもたないユーザの接続データベース情報を切断できない点を修正しました。
・ DSQL
- append コマンドに間違った引数を渡すと DSQL が異常終了する点を修正しました。
- DSQL をバッチ実行する際に append コマンドを記述しても、実行コマンドがファイルに出力されない点を修正しました。
・ VTB Creator
- データソースの種類が CSV 以外の場合、リレーションが設定されている vrq ファイルを開く際に読み込みエラーが発生し、仮想テーブルファイルのオープンに失敗する場合がある点を修正しました。
- データソースの種類が CSV 以外の仮想テーブルファイルを VTB Creator から開き、[最新の情報に更新]を実行した場合に、「文字コードの変換に失敗しました」のエラーが発生する点を修正しました。
- データソースの種類が OCI8 で Oracle 10g 、11g に接続した場合に、データ型が「BINARY_FLOAT」「BINARY_DOUBLE」の項目がグレーアウトして表示され、仮想テーブルに設定できない点を修正しました。
- Oracle11g(x64)の ODBC ドライバを使用すると VTB Creator で選択したテーブルの項目表示がグレーアウトし、仮想テーブルファイルが作成できない点を修正しました。
・ インポート
- 新規インポート、または、削除インポートを実行した際に作成される一時ファイルのサイズが 4GB 以上になると、データが正しくインポートされない点を修正しました。
- データソースの種類に OCI8 を選択して Oracle に接続した場合に、Oracle からの例外情報に不正なメッセージが表示される場合がある点を修正しました。
※インポートのほかに、VTB Creator のプレビュー時に発生する場合もあります。
- 新規・削除インポート実行時に、メモリ不足エラーやファイル書き込みエラーなどが発生した場合、不正な状態のテーブルが残ってしまうことがある点を修正しました。
・ データベース、SQL
- レコード参照時、以下の条件すべてに該当する場合に、抽出条件に該当しないレコードも取得されてしまう点を修正しました。
・3 つ以上のテーブル結合であること。
・基準表と中間の表は内部結合していること。
・中間の表 と 末端の表 は 中間の表優先の外部結合であること。
・末端の表 に 抽出条件として IS NULL 句があること。
- 以下の条件のいずれかの処理が行われた場合、テーブルのデータが不正になることがある点を修正しました。
・既存のテーブルに対し、「テーブルに行を追加」モードで 65281行以上のレコードをインポートした後、DELETE や UPDATE などの更新処理 を行った場合。
・UNIQUE 制約が付与された項目が 2 項目以上あるテーブルに対し、「INSERT時のエラー:続行(error_mode:1)」で UNIQUE制約違反となるデータをインポート、あるいは「テーブルにエクスポート」を行った場合。
・「INSERT時のエラー:続行 (error_mode:1)」で 16777215行以上のインポート、エクスポートを行った際、UNIQUE制約違反となるデータが存在した場合。
- インポート、テーブルのエクスポート、または Dr.Sum EA Connect の [テーブル追加書き込み] 処理を実行した場合、テーブルの最終行のデータが不正(重複したデータまたは、過去に削除したデータ)となることがある点を修正しました。
- ROWID が 4 億以上のテーブルに対して ROWID を条件に検索をすると、4 億以上の ROWID が検索されない点を修正しました。
※ROWID 検索の上限値を 4 億から 20 億に拡張しました。
- [オブジェクトのバインド] でリンクテーブルを設定すると、テーブル一覧からリンクテーブルが消える点を修正しました。
※リンクテーブルに対してオブジェクトのバインドを設定しても効果はありません。各テーブルの実体のあるデータベース側でバインドしてください。
- スノーフレークスキーマ構成のビューで、ファクトと結合し、かつ 2 つ以上のマスタと結合しているマスタテーブルに対して OR 条件の検索を行った場合、ひとつめの条件の結果のみが表示される点を修正しました。
- 集計の対象が環境変数やサブクエリーなどを定義した動的なビューであり、かつ、集計キャッシュ機能「永続RSを出力する」を利用した場合、誤った集計結果となることがある点を修正しました。
- 集計キャッシュ機能「永続RSを出力する」を利用し、かつ Datalizer のデータリンク設定で TOP 指定、昇順/降順の指定をすると、取得されるデータの数や順序が不正となる場合がある点を修正しました。
- データ型が REAL の項目を行項目に配置し、クロス集計を行うとソート順が不正になる点を修正しました。
- 以下の条件で複数行を NULL に更新しようとするとユニーク制約違反となる点を修正しました。
・項目にユニーク制約のみが付与されている
・有効データが 2 行以上ある
・有効データに NULL が含まれていない
・トランザクションの初回で NULL に更新する
- UNIQUE 制約付きの項目に対して同一セッション中に複数回 UPDATE を実行した場合に、ユニーク制約違反が発生しないことがある点を修正しました。
- レコード件数が 20001 件以上のテーブルに対して検索インデックスの再作成を実行した際にエラーが発生することがある点を修正しました。
- 予約語の「ORDER」という名称でデータベースを作成できてしまう点を修正しました。
- 追加インポートが異常終了した場合のロールバック処理が正常におこなわれず、テーブルへアクセスできなくなることがある点を修正しました。
- 結合インデックスを設定したテーブルに対して多重にインポートした場合、インデックス情報が不正になり、テーブルへアクセスできなくなることがある点を修正しました。
- 以下の更新処理を含む処理を多重実行した場合、「illegal nodeid.」エラーや「illegal oid.」エラーが発生し、テーブルへアクセスできなくなることがある点を修正しました。
・インポート
・テーブルの再構築
・テーブルの TRUNCATE
・永続RSが有効な状態での集計
- ディストリビュータから、DELETE、UPDATE、または異なるデータベースに存在するテーブルに対して INSERT を行った際に、対象データ内に改行コードがあると処理が正しく反映されない点を修正しました。
- ビューの作成や更新をおこなうと、一部のテーブルにアクセスできなくなりエラー「指定ファイルが存在しません」が発生することがある点を修正しました。
- Ver2.x と Ver3.x で JOIN 式の評価順序が異なる点について、設定ファイルにて評価順序の切り替えを可能としました。
・設定ファイル
 データベースのファイル格納先フォルダ\database.ini
・設定例
 JoinDirection=0:外部表から内側表に向かって 2 表単位の JOIN 演算を順に実施(Ver3.x デフォルト)
 JoinDirection=1:内側表から外部表に向かって 2 表単位の JOIN 演算を順に実施(Ver2.x と同等)
 ※JoinDirection の記述がない場合は、JoinDirection=0(デフォルト)として処理されます。
 ※外側表とは、OUTER JOINで 指定された側の表を指します。
- NULL と空文字を区別するデータベースに対して、INSERT 文で CHAR 型以外のカラムに空文字を指定すると NULL に変換して登録されてしまう点について、エラーを返すように修正しました。
※CHAR 型以外のカラムに空文字を入力することはできません。
- ビュー定義内の ON 句に抽出条件があるとエラーが発生する点を修正しました
- ALTER DROP CONSTRAINT(権限の削除)で列の削除ができてしまう点を修正しました。
- NULL と空文字の区別を「2.x互換」としているデータベースで、外部結合が指定されており、かつマスタにデータが存在しない場合、WHERE 句に「マスタ項目名=""」を指定すると該当データなしとなってしまう点を修正しました。
- ORDER BY 句が含まれる SELECT 文を実行時にエラー「通信ストリームの読込みに失敗しました。」が発生する点を修正しました。
- ROWID で集約し、集計関数に値式を使用したクエリーを実行すると「通信ストリームエラー」または「サーバで内部エラーが発生しました」のエラーが発生する点を修正しました。
※例:SELECT ROWID, COUNT(COL1 || 'a') FROM TBL GROUP BY ROWID;
- DISTINCT 関数と AVG 関数を使用し、ORDER BY句に同じ AVG 関数を使用した SELECT 文を実行すると、エラー「ORDER BY で指定した列名が不正です。」が発生する点を修正しました。
※例:SELECT DISTINCT AVG(数量) FROM 受注データ ORDER BY AVG(数量)
- 検索条件式に OR 演算子が含まれているビューに対して、検索条件を指定した SELECT 文を発行した場合に、ビューの検索条件に括弧がつかず誤った検索結果が返る点を修正しました。
- SQL Executor からの SQL 文の発行、および VTB Creater でのプレビュー、SQL 入力モードでの SQL 文の発行において、対象の SQL が 64KB 以上の場合にバッファオーバーフローが発生し、起動ツールが異常終了する点を修正しました。
- レコード参照時に、結合条件と「基準表の条件 OR 基準表以外の表の条件」が指定された場合、結合条件に該当しない行も抽出されてしまう点を修正しました。
※例:SELECT * FROM Fact, Mast WHERE Fact.c = Mast.c AND (Fact.c = 2 OR Mast.c = 1);
- レコード参照時に、WHERE 句に OR の条件式があり、かつ ON 句に抽出条件がある場合、ON 句の条件に該当しない行も抽出されてしまう点を修正しました。
※例:SELECT * FROM TABLE01 JOIN TABLE02 ON TABLE02.COL1 = TABLE01.COL1 AND TABLE02.COL1 = 1 WHERE TABLE02.COL1 = 1 OR TABLE02.COL1 = 2;
- レコード参照時に、3 つ以上のテーブル結合で、かつ結合条件が循環している(不正な条件が指定されている)場合に、応答なしとなる点を修正しました。
※例:SELECT * FROM TABLE01,TABLE02,TABLE03 WHERE TABLE01.COL1 = TABLE02.COL1 AND TABLE02.COL1 = TABLE03.COL1 AND TABLE03.COL1 = TABLE01.COL1;
- レコード参照時に、3 つ以上のテーブル結合で、かつ結合条件が循環している(不正な条件が指定されている)場合に、応答なしとなる点を修正しました。
※例:SELECT * FROM TABLE01,TABLE02,TABLE03 WHERE TABLE01.COL1 = TABLE02.COL1 AND TABLE02.COL1 = TABLE03.COL1 AND TABLE03.COL1 = TABLE01.COL1;
- 3つ以上のテーブル結合時、ON 句に抽出条件を指定した SELECT を実行した場合、最後の ON 句の抽出条件でのみ抽出していた点について、すべての ON 句の抽出条件で実行するように修正しました。
- 2 つのテーブル結合において、結合項目が複数設定されている時にエラーとならず不正なデータが表示される点について「JOIN式に誤りがあります。」のエラーを返すように修正しました。
※例:SELECT * FROM TABLE_F JOIN TABLE_M ON TABLE_F.FCOL1 = TABLE_M.MCOL1 AND TABLE_F.FCOL2 = TABLE_M.MCOL2;
- IN 句内の サブクエリの結果が 10000 行以上の場合、メモリが不要に消費される点を修正しました。
- DECODE 関数の 3 以上の奇数となる引数(3,5,7,9,…)に 0 を指定した場合、小数点以下が切り捨てられ、誤った値が返ることがある点を修正しました。
※例:SELECT DECODE(1, 0, 0, 2.5) FROM __dw__;
- 検索条件式が設定されたビュー同士を結合した SELECT をおこなった場合に、個々のビュー内の抽出条件が不正に連結され、結果が不正となる点を修正しました。
- HAVING 句に「表A.列 = 表B.列」形式の条件を指定した SELECT 文を実行すると、エラー「DB Managerでアドレス違反が発生しました」が発生する点を修正しました。
- GRANT 文、REVOKE 文にて、半角数字ではじまるユーザ名、グループ名を指定できない点を修正しました。
- SELECT 文で以下の関数を指定した結果に対して DISTINCT を行った場合、重複するレコードが返される点を修正しました。
・GREATEST
・LEAST
・COALESCE
・DECODE
・NULLIF
・NVL
- 複数のテーブルを結合している場合、基準表以外のテーブルに対して抽出条件を指定すると、結合処理が正しくおこなわれない点を修正しました。
- ALTER TABLE ADD CONSTRAINT、ALTER TABLE DLOP CONSTRAINT と他セッション の COMMIT が同時におこなわれた場合に、COMMIT が失敗、あるいはテーブル情報が破損することがある点を修正しました。
- DELETE 処理をした後、INSERT INTO-SELECT 文にてレコードを挿入した場合の INSERT 処理の速度を改善しました。
- テーブル、ディストリビュータへの値が全てリテラルの場合の INSERT 処理の速度を改善しました。
- UNIQUE 制約のみが付与された項目をもつテーブルに対する INSERT 処理の速度を改善しました。
- 同一セッションで一時表を使用するクエリーを連続で実行した際に、1 回目のクエリーで例外エラーが発生した場合、2 回目のクエリー実行時に不正なエラーが発生、または応答無しとなる点を修正しました。
・ ログ
- エラー継続モードで追加インポートした場合、commit.log の error 行数に、テーブル内の削除済みレコード行数が含まれて出力される点を修正しました。
・ ODBC ドライバ
- Dr.Sum EA の ODBC ドライバで、BindParameter 関数を使用して TIMESTAMP 型をバインドし、INSERT 文を実行するとデータフォーマットエラーが発生する点を修正しました。
- Dr.Sum EA の ODBC ドライバで、PrimaryKeys 関数にて取得可能な対象オブジェクトを以下のように変更しました。
・修正前:NOT NULL UNIQUE 制約が付与されているコンパウンドキー
・修正後:NOT NULL UNIQUE 制約が付与されているカラムとコンパウンドキー
・ JDBC ドライバ、Java API
- JDBC ドライバを使用して Dr.Sum EA データベースに接続した場合の SELECT 文に対する処理速度を改善しました。
- データベースの [NULLと空文字列の区別] が「2.x互換」の場合、Dr.Sum EA の JDBC ドライバで NUMERIC 型または DATE 型の空文字列を getObject、getDate で取得するとエラー「SQLException」が発生する点を修正しました。
- 64bit OS のクライアントで Dr.Sum EA の JDBC ドライバまたは Java API を利用時の、INSERT の処理速度を改善しました。
<設定方法>
・Java API を利用する場合
Java API を利用する 64bit OS のクライアントのシステム環境変数に、以下の変数を追加します。32bit OS の場合、変数の追加は不要です。
変数:JAVAAPI_USE_SOCKET_CHANNEL
値 :任意
・JDBC ドライバを利用する場合
「dwodsjd2.jar」の代わりに「dwodsjd3.jar」を使用します。32bit OS のクライアントの場合は従来の「dwodsjd2.jar」を使用してください。
・ コマンド
- Enterprise Manager の [CSVにエクスポート] で出力した仮想テーブルファイルを DWVTB_CONVERT コマンドでコンバートすると、コンバート後の仮想テーブルファイルの中身が空になる点を修正しました。
- 1 行が 256 バイト以上の仮想テーブルファイルを DWVTB_CONVERT コマンドでコンバートした場合に、「文字コードの変換に失敗しました」のエラーが発生する点を修正しました。
- システム情報ファイルのコンバートにて、Ver2.x の user.db と同じフォルダ内に reg.db が存在しない場合、DWSYS_CONVERT コマンドを実行するとエラー「システム情報ファイルが見つかりません」が発生する点を修正しました。
- システム情報ファイルのコンバートにて、Ver2.x でグループレベルを設定していた場合、DWSYS_CONVERT コマンドを実行するとエラー「ファイル名が不正です。」が発生する点を修正しました。
- システム情報ファイルのコンバートにて、Ver2.x で全てのユーザが任意のグループに所属していた場合、DWSYS_CONVERT コマンドを実行するとエラー「サーバで内部エラーが発生しました。」または「文字コードの変換に失敗しました。」が発生することがある点を修正しました。
- 複数の仮想テーブルファイルを一度に DWVTB_CONVERT コマンドでコンバートすると、データソースの種別が CSV の仮想テーブルファイルのエンコード設定が UTF-8 に変更されてしまう点を修正しました。
・ その他
- DROP INDEX で例外エラーが発生した場合に、システム情報が残ってしまうことがある点を修正しました。
- Enterprise Edition で、ひとつのテーブルのレコード件数の上限である 4 億を超えるデータを追加しようとすると、エラー「最大登録件数を超えました:0x82004501」が返るように修正しました。
- LDAP モードの場合、認証先の Active Directory において表示名が全角文字のユーザで、Dr.Sum EA にログインできない点を修正しました。
- REBUILD TABLE / COMPACTION TABLE のインデックス再作成時に他セッションの処理が止まってしまう点を修正しました。
- Datalizer の集計をキャンセルすると、権限エラー(800a1001)が発生し、集計処理がキャンセルされないことがある点を修正しました。
- Windows Server 2008 の場合、タスクトレイの Dr.Sum EA アイコンからサービス停止時、実行中のプロセスがあってもメッセージ「実行中の処理があるため終了できません。」が表示されず無応答になる点を修正しました。
- Windows Server 2008 上の Dr.Sum EA Server に .NET API を使用して接続できない点を修正しました。

注意事項

クライアント(Datalizer Express)注意事項・制限事項
・ Dr.Sum EA 3.0 SP2 に同梱されている Dr.Sum EA Datalizer Express Server、Dr.Sum EA Datalizer Express for Excel のビルド番号は次のとおりです。
・ Dr.Sum EA Datalizer Express Server:[3.01.0004]
・ Dr.Sum EA Datalizer Express for Excel:[3.01.0026]
・ Datalizer Express for Excel Ver3.01.0026 以降は、旧バージョンとの混在はできません。旧バージョン(Ver3.01.0025 以前)がインストールされている場合は、アンインストールしてください。
・ Datalizer Express for Excel Ver3.01.0026 は、インストールをおこなった OS ユーザごとにアンインストールする必要があります。
・ OS の管理者権限ユーザでログインした場合のみ、インストール方法(「すべてのユーザー」「このユーザーのみ」)の選択が可能です。また、「すべてのユーザー」でインストールした環境の場合、管理者権限のないユーザは「アップデートの確認」で Datalizer Express for Excel をアップデートすることはできません。
・ Microsoft Windows Vista と Excel 2003 の組み合わせで Datalizer Express for Excel を使用する場合は、「ユーザーアカウント制御(UAC)」を OFF にする必要があります。また、Vista を Service Pack1 以上にする必要があります。
・ Datalizer Express for Excel は、集計実行や実行結果のソート時に、OS のクリップボードを利用します。クリップボードの利用を制限するようなセキュリティソフトなどが動作している場合、予期せぬエラーが発生する可能性があります。
サーバ注意事項・制限事項
・ 詳細バージョンが 3.0.1.1 以前の Dr.Sum EA Ver3.0 または Ver3.0SP1を過去にインストールした経緯がある場合は、差分インストーラを使用してアップデートすることができません。
必ず以前のバージョンをアンインストールしてからVer3.0SP2 をインストールしてください。
・ アンインストールを行なった場合、インストールされたモジュールやフォルダが残る場合があります。
・ インストール時の言語仕様とアンインストール時の言語仕様が異なる場合、表示言語が混在してしまう可能性があります。
・ DSQL やコマンドの場合、実行前に指定された引数の内容チェックがおこなわれますが、JavaAPI の場合は引数の内容チェックがおこなわれません。内容に誤りのある引数がある場合はエラーとならず、引数を無視して処理されます。
・ UNIQUE 制約を含む項目が 2 つ以上あるテーブルに対して、「キーが重複したらアップデート」でインポートした場合は、処理のパフォーマンスが低下することがあります。
・ [NULLと空白の区別] の設定が「2.x互換」のデータベースから「区別する」のデータベースへテーブルをエクスポートする場合、データ型が NUMERIC や DATE の項目に空文字が含まれているとエラーになるため、一度 CSV にエクスポートしてからインポートをおこなってください。
・ ODBC 32bit の言語設定を英語にしてインストールすると環境変数が正しく反映されないため、環境変数 PATH に「ODBCインストール先\bin;」を追加してください。
※例として C:\DrSumEA_ODBC にインストールした場合、PATH に「C:\DrSumEA_ODBC\bin;」を追加します。
・ コミット処理時は、排他ロックの後にコミットロックをおこないます。そのため、同一テーブルに対して更新処理が重なった場合などのロックタイムアウトの設定値は、コミットロックよりも排他ロックのタイムアウト値が優先されます。